第21回ヘレニズム〜イスラーム考古学研究会

前回の「消息」は学位請求論文の提出報告でしたが、今回の「消息」はヘレニズム〜イスラーム考古学研究会での報告です。私が報告を担当したのは昨日のことで、会は2日連続、いろいろな研究報告満載でありました。
・・・いや、予想して然るべしでしたが、先週までの論文執筆で、想像以上に体力を蕩尽しておりまして、今回の研究報告は無理ではないかと、正直なところ思ってしまいました(苦笑)。テーマとしては、次の研究課題としてずっと構想を温めていたことをちらりと喋ったのですが、真っ先に質問を頂いたのが、今回の報告準備で一番参考にした論考をお書きになった、東京方面のとある学園都市の先生で、思わず目が点になりました。その後、懇親会上までのバスで質疑応答の延長戦をずっとやっておりまして、いやはや、大変頭を使いました。
今回無茶をしたのは、最初に研究会に参加してから7年ほどが経ち、そろそろ報告をしなければならないだろうなぁ、と思ったからです。報告とはいいながら、何か良いネタを持っている人がいたら教えていただこう、という下心満載で行ったのですが、夜行バスで行ったのが災いしたのでしょうか、あるいは下心が満載過ぎたのがいけなかったのでしょうか、ヘロヘロでした。とはいえ、何とか乗り切ることができたのは幸いでした。
研究会開始前には、当地にて職についている後輩たちと会って、雑談に興じておりました。私の発言で凹ませたようであれば、非常に申し訳ないのですが・・・