西洋史読書会と、古本祭と

毎年恒例、文化の日のこの日、京大では歴史系の様々な研究会の大会が開かれます。そのうち西洋史の読書会に出席するのは毎年恒例で、古代史部門の発表だけ聞いて遁走するのも毎年恒例・・・といいたいところなのですが、近代史の報告者に知人を見つけてしまい、想定外の時間に居着くというのもまた結構よくある話です。今年もそんな具合に、午後1番目の報告者に、エディンバラ時代の学友・けいすけさんの報告を見いだしてしまい、お昼に昼食のために暫く中座した後、結局は3時過ぎまで会場の百周年時計台記念館に居着いた次第。専門の古代史の時には大人しく死んだふりをしていたのに、専門外のときに嬉々として質問するあたり、私もまだまだ修行が足りないと反省しております。旧友の報告を聴いた後はお茶をしながら近況を伝え合う、そんな楽しいひとときでした。
さて、今回の古本祭の収穫は、だいたい次に挙げるようなもの↓

21世紀歴史学の創造 別巻I われわれの歴史と歴史学 (シリーズ「21世紀歴史学の創造」)

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  • 作者: 研究会「戦後派第一世代の歴史研究者は21世紀に何をなすべきか」編
  • 出版社/メーカー: 有志舎
  • 発売日: 2012/12/20
  • メディア: 単行本
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危機をめぐる歴史学―西洋史の事例研究

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逆立ち日本論 (新潮選書)

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それにしても、こんなに買いこんで、読み切れるのかな・・・い、いやいや、読まねば。