研究集会 Memory: A Dialogue between Historiography and Literature in Late Republican and Early Imperial Rome

※12月21日更新

京大で行われた研究集会、Memory: A Dialogue between Historiography and Literature in Late Republican and Early Imperial Romeに参加してきました。報告者は下記の通りです。

  • 酒嶋恭平 (University of Edinburgh):The Persian Wars in the Bibliotheke: Diodorus Siculus’ Strategy of Glorifying the Greek and Sicilian Past
  • 大野普希 (京都大学):Pausanias’ View on the History of Greece: Between Decline and Continuity
  • 宮坂真依子 (東京藝術大学):The Mystery of the Absence of Antony in Augustan Poetry (tbc)
  • Anke Walter (Newcastle University):Festivals and Commemoration in Statius’ Thebaid

当初は京都府立大学で開催される予定が、この日は推薦入試の日に当たるために京大に変更されたと聞いております。いずれの報告もきわめて興味深いものでしたが、私の最大の目的は、ニューカッスルのアンケ・ヴァルター博士とお話しすることでした。何故かといえば、エディンバラ時代に世話になったジョン・ホールトンが、現在ニューカッスル大学に勤めているためです。報告だけではなく、幕間の雑談にも花が咲いた1日でした。

※翌日、ヴァルター博士は京大の院生さんたちに連れられて永観堂の夜間拝観に来られました。非常に楽しんでくださった様子、何よりでありました。