永観堂の「お勤め」打ち上げ

※12月21日更新

昨日をもちまして、本年の永観堂の拝観「お手伝い」、終了しました。

今年は、例年にまして、しんどい一か月でした。毎年、可能な限り11月は予定を入れないようにするのですが、今年に限って研究会が週末に入る入る。例年であれば、出来る限り断るようにしていました。それが今年に限り、断るに断れない予定が山のように入ってしまう事態に。そのうち最大のものが、自身の研究発表でありました。

通常、無理なシフトは極力避けるのですが、今年に関しては諸事情により、空き時間をすべて永観堂につぎ込むという事態に。八尾での授業後に永観堂に駆けつける、なんていう恐ろしいときもありましたねぇ、3回くらい。

この1か月、何とかやりくりできたのは、拝観客が昨年よりも少なかったからでしょう。昨年は酷暑の影響で永観堂以外の紅葉がほぼ壊滅(と拝観者が口々にそう仰っていました)、そのために人が永観堂になだれ込んだという事情はあるでしょうが、この秋は比較的、人が少なめだでした。分散したというわけでもなく、他の観光名所も同様だったというのは関係者のお話です。京都の「オーバーツーリズム」が悪化していく中、自主的に人で混む時期を避けたということになるでしょうか。

そうはいっても、やはりこの場所は人と出会う場所でした。エディンバラ友のあやのさん、研究会のために京都を訪れたヴァルター博士などなど。様々なことを思いながら、ご本尊のみかえり阿弥陀様に手を合わせ続けた1か月間でした。

写真は、今年の盛りのころ(11月20日ごろ)の紅葉です。

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