永観堂の「お勤め」無事終了

12月30日アップロード

今年も、永観堂の「お勤め」無事に終了しました。
実のところ、今年は紅葉の具合を相当気にしていました。理由は、この夏の酷暑です。夏の暑さがあまりに厳しいと夏の間に紅葉が色あせてしまい、紅葉の色付きが、あまり鮮やかにならないのです。案の定・・・というべきか、今年はどの紅葉の名所も、対して綺麗ではなかった、といううわさがちらほらと耳に入ってきました。
そして、そのうわさ話は、最後に1つ、おまけがついていました。永観堂の紅葉は、それでも見応えがある、と。
そうした事情もあってでしょうか、今年は例年になく、テレビ局の取材が来ていたように思います。参道の中央で、途切れることの無い人に目を回しながら、案内に奔走していました。11月の3連休は、拝観客のあまりの多さに、総門を閉めて入場制限をかけるという、これまで経験したことの無い光景を見ることになりました。また、今年は夜間拝観のアルバイトにも何日か入りました。特に最後は、3連勤・・・11月半ばの東京遠征を除けば、切れ目がありませんでした。今年は11月中もずっと暖かい日が続き、寒さに耐えることがなかったのは幸いでした。
そして、さすがお寺は「縁を結ぶ」場所というべきでしょうか、いろいろな知己・友人と思いがけなく会うことができました。例年より早く11月3日から始まった特別拝観、特に印象深かったのは、2日目に再開した台湾人のアナ、夜間拝観最終日に声をかけてくれたまいさんと、エディンバラ友との再会に挟まれたことでしょう。なんとも「縁」を感じた1か月間でした。

これは同僚のT君に撮ってもらった、今年の1枚です。