古代ギリシア文化研究所主催・第3回西洋古代史インターユニ・ワークショップ参加記

8月21日更新

それは昨日のこと。帰省準備をボチボチしていた私のところに、古代ギリシア文化研究所のS藤先生から「第3回西洋古代史インターユニ・ワークショップ」の案内メールが回ってきました。平たくいえば、西洋古代史の合同卒業論文中間発表会です。過去2回の開催について、事後に会の情報を得ていましたが、事前に案内が来るのは初めてのこと。

「へ~こりゃ珍しいことがあるもん」

だ、という最後の一言は、会のプログラムを一瞥した瞬間に

「・・・いやこれ、参加しないと後が怖いな」

という唸り声に置き換わっておりました(苦笑)。理由はワークショップの報告者一覧をご覧いただければわかるかと思います。私の研究に関係する報告題目を3本も見てしまっては、参加しないわけにはいかなくなってしまったのです。

ただ、この日は帰省する日としてしまっていました。かくして、午前中に在来線を乗り継いで実家にたどり着き、午後はPCとにらめっこしながら報告を聞いたという次第です。プログラムの関係上、司会の先生方からコメントを求められる場面も幾度かあり、その都度、汗(冷や汗7割)を滝のように流しながら、気がついたことを話しました。聴きながらの率直な感想としては、どの発表も体裁がしっかり整っているなぁということです。少なくとも、私が修士2回生のときにやった、初めての研究報告などより、確実に洗練されているなぁ、と。

報告の後は、報告者を含めた参加者による座談会が行われました。各大学の学生指導の現状や実態などの意見交換を傍聴することができ、大変貴重なひとときでした。