この日記は6月15日に書きました。
今日から、生田の専修大学で行われる西洋史学会、今日は初日の記念講演です。新宿から生田まで小田急の急行で出たのですが、何より駅からのアクセスの悪さに、もう・・・思えば数年前の神戸大学もアクセスが悪いところですが、こちらはくねくね曲がって解りにくい。
専修大学にやっと到着(駅から徒歩15分くらい)すると、新宿から同じ車両に乗ってきた女性が声をかけてきました。大学の同期で、別の学科にいた人でした。今は京都の某出版社に勤務中で、今日は業務で来たとのことですが、それにしても、よく私の顔を覚えていたもんだと感心しました。
さて、1時半からの記念講演、私が来た理由は、実はこれの傍聴。テーマ&講演者は
「世界史における暴力―記憶と記録―」
○城戸毅「暴力の中世ヨーロッパ」
○油井大三觔「近代史の中の戦争とその記憶―連続と変容の相関―」
○板垣雄三「〈反テロ戦争〉時代と歴史学」
私がどれを聴きたかったのかお解り頂けると思いますが、誰よりも板垣雄三先生の講演が聞きたくて、東京くんだりまで来たわけです。実際、この講演が聴いていて一番楽しかったのですが、
「消化不良だな・・・」
と、私の隣に座られた、旧知(というより恩師の一人)のH本先生がポツリと漏らされていました。確かに、もう少し暴れて欲しかったな・・・それ以外はひたすら、挨拶回り。腰の曲げすぎで腰が痛くなりました。
さて、学会というと本屋さんがどっさり来ていて、本を2割引で買えます。で、今日買ったのはこちら↓
ヘロドトスとトゥキュディデス―歴史学の始まり (historia)
- 作者: 桜井万里子
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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