第59回西洋史学会・初日

この日記は6月15日に書きました。

今日から、生田の専修大学で行われる西洋史学会、今日は初日の記念講演です。新宿から生田まで小田急の急行で出たのですが、何より駅からのアクセスの悪さに、もう・・・思えば数年前の神戸大学もアクセスが悪いところですが、こちらはくねくね曲がって解りにくい。
専修大学にやっと到着(駅から徒歩15分くらい)すると、新宿から同じ車両に乗ってきた女性が声をかけてきました。大学の同期で、別の学科にいた人でした。今は京都の某出版社に勤務中で、今日は業務で来たとのことですが、それにしても、よく私の顔を覚えていたもんだと感心しました。
さて、1時半からの記念講演、私が来た理由は、実はこれの傍聴。テーマ&講演者は

「世界史における暴力―記憶と記録―」
○城戸毅「暴力の中世ヨーロッパ」
○油井大三觔「近代史の中の戦争とその記憶―連続と変容の相関―」
板垣雄三「〈反テロ戦争〉時代と歴史学

私がどれを聴きたかったのかお解り頂けると思いますが、誰よりも板垣雄三先生の講演が聞きたくて、東京くんだりまで来たわけです。実際、この講演が聴いていて一番楽しかったのですが、
「消化不良だな・・・」
と、私の隣に座られた、旧知(というより恩師の一人)のH本先生がポツリと漏らされていました。確かに、もう少し暴れて欲しかったな・・・それ以外はひたすら、挨拶回り。腰の曲げすぎで腰が痛くなりました。
さて、学会というと本屋さんがどっさり来ていて、本を2割引で買えます。で、今日買ったのはこちら↓

ヘロドトスとトゥキュディデス―歴史学の始まり (historia)

ヘロドトスとトゥキュディデス―歴史学の始まり (historia)

「おまえ、未だ持ってなかったの?」って言われそうですが・・・