新エディンバラ・レポート29:ただいま、エディンバラ&ホグマニー

皆様、ご無沙汰しております。もう日本では、紅白歌合戦たけなわの時間帯でしょうか。水樹奈々の歌が聴きたいなぁ・・・(汗)私は昨日、まる2週間にわたるイタリア旅行を終え、エディンバラに帰ってまいりました。
十年ぶりのイタリア、自分が浦島太郎になったことを痛感した旅でしたね。整備の進んだローマ中心部の遺跡群、高速鉄道の普及と、反比例するローカル鉄道の後退・・・十年前、ブリンディシ→ナポリ→ローマ→フィレンツェラヴェンナパドヴァと駆け抜けた際には、一切鉄道料金を顧慮せずに済むくらいの安さだったというのに、今回はそれがネックとなりました。
もう一点。今回は、前半は親友ヴァレンティーナの自宅に泊めてもらい、それ以降もずっと一緒にローマ→ミラノとまわりました。イタリアを、ことに序盤のイタリア北部ヴェネト地方、そして最終地ミラノを熟知する彼女の存在は非常に有りがたかったのですが、それでも
「ああ、やはり私は旅は一人でないと出来ないんだ」
と確認する旅でした。ヴァレンティーナもひとかどの旅人、しかしそんな人間とともにある時でも、どうにもかすかな窮屈さを禁じ得ない・・・独りでないと、自分の旅は成立しないんだ・・・と、改めて痛感しました。
ワガママであるという方の批判は妥当ですが、どうぞそう仰りたい方はご自由に。やはり私は、せめて旅くらいは独りが良い。そういう人間です。
かすかに感じた違和感のひとつには、「旅の基本はノープラン」である私に対して、予定をガッチリと組み立てて臨むヴァレンティーナという、旅のスタイルの違いがあるのは間違いないところでしょうが。基本的に、私は旅の予定は到着後6時間以内にご破算になるモノだと考えてラフなスケッチしか立てない人間なものですから。
そうはいっても、やはりアクィレイア、バッサーノ、そして何といってもローマのフランス大使館・ファルネーゼ宮での特別展は、ヴァレンティーナの存在無くしては訪問が適わなかったところでしょう。ありがとう、ヴァレンティーナ。
そんな写真の中から一枚だけ、ひとまず。ローマのカラカラ浴場で撮った写真です↓

写真、および旅行記はただいま整理中です。なにしろ1400枚を超えておりますので・・・