新・エディンバラレポート39:ヴァレンタインとかケイリーダンスとか

今週の月曜日はヴァレンタインだったようですね。私はもっぱら、配る側に専念していましたが・・・本音を言うと、この機会に手作りチョコに挑戦してみたかったのですが、残念ながら時間と体調を勘案して断念した、という経緯があります。
なんにせよ、こんなにも配りまくったのは初めてかもしれません。これまでの例で行くと、ヴァレンタイン・デーの翌日にガクッと値下がりした大袋を購入して、(舞台仕込み中の)後輩たちのところに持って行って困惑させるというのが通例だったのですが、今回はそれに比べれば真面目なのを購入してしまいました。
そうはいっても、当然ながら、当地ではヴァレンタインは恋人たちの日なのですから、文化的コンテクストの差違に配慮いたしまして、私がチョコをあげた相手は日本人女性限定です。
「おい、チョコをくれよ」
と図書館で言ってきた韓国人スンムン(男です)の要求には、思わず腹を抱えて笑ってしまいましたが。
それ以外で言いますと、これはもうmixiFacebookにて報告済みのことでもありますが、4月3日から1週間強、トルコに飛ぶことに決めました。今回のトルコ行きの目的地はハッキリ決まっておりまして、リュディア王国の都にしてアケメネス朝・セレウコス朝小アジア最重要都市サルデイス訪問です。
「日本での私の恩師の厳命で」
というのは、ちょうど良いエクスキューズ・・・ではなくてただの事実です。前回、2005年のエジプト・トルコ訪問時に積み残した課題なのです。実のところ私にとりまして、この在英中のトルコ訪問は、実はイタリア訪問よりも優先順位の高い仕事でしたので、これはもう、致し方のないところです。ロンドン←→イスタンブールというエアチケットにしましたので、ちょっと日程が窮屈になってしまいましたが。加えて、レポート締め切りが4月1日ですので、提出その日の夜行バスに乗って行く、という自殺的日程になってしまいました。あは。その代わりに、easyjetで往復が手数料込、£115ですから、ロンドンまでのバス代往復を勘案しても、安いと言わざるを得ないですね。ロンドンも、半年ばかり行っておりませんし。
さて、そんなこの一週間、木曜夜にはジャパニーズ・ソサエティー主催のケイリーダンスに参加。これはスコットランドの土着ダンスなのですが、凄いハード。しんどいしんどい・・・息を切らしていたら、なんと会場のパブの電気が落ちて、自然解散となりました。金曜夜にはプレ・セッションコース中のフラットメイトたちの同窓会をやりまして、その後はエディンバラ大学学生寮コンプレックスであるポロック・ホールに、エクスチェンジの学生さんを訪ねて行って参りました。そして昨日は、一昨年来の友人であるレイラ・ホスロー姉弟と、ヘイマーケットの日本食屋「Hay Sushi」にて夕食。それにしてもこちらの日本食は、なんでこんなに高いんでしょうかねぇ・・・と嘆息してしまいます。
そんな一週間の写真。まぁ、大してありませんが↓

こちらは木曜、17日朝のノース・ブリッジ付近での光景。こんなに深い霧をみるのは、2009年留学時の最終日以来ですね。何だか懐かしくなりました。

こちらがケイリーダンスの様子。