Graduation Week of Edinburgh University

今週の火曜日22日以来、エディンバラ大学は冬季卒業式に突入しました。いちおう7月に夏期卒業式があって、こちらでは主にUnder Graduateの卒業式があります(以前、日本語学科の卒業生ジュリアンとの一枚を掲載しましたが、あれです)が、何しろ巨大大学ですので、夏期・冬季ともに一日では間に合いません。
何しろ、大学の式典会場であるMcEwan Hallで全ての式を消化するため、如何に午前・午後と1日2回の進行を組もうとも、とても一度には無理、ということであります。
そんなわけで、卒業式が一週間続くわけですが・・・その初日が、私が籍を置いていたSchool of History, Classics and Archaeologyの卒業式なのです。無論のこと、私は日本に今いますので参加は出来ませんが、エディンバラ大学のホームページに行くと、この式次第がOn Lineで中継されていて、生中継を観ることが出来ます。そんなわけで、パソコンにかじりつく今日この頃になるわけですが、懐かしい面子が次々と頭をコツコツやられる光景を見ながら、思わず号泣しそうになるわ酒盃を傾ける手が止まらなくなるわ・・・という状態。ちなみに今日は教育学のMorray Houseと宗教学/神学部の卒業式で、特に教育学の学生にはPre-sessional以来の顔見知りの中国人が多く、私は再び号泣しそうになりました。
みんな、卒業式、特別な一日を楽しんでいるみたいだな、楽しんでくれたらいいな・・・そう思っています。
さて、そんなこととは関係ないながら、私が最近買った本たちを↓

新しい世界史へ――地球市民のための構想 (岩波新書)

新しい世界史へ――地球市民のための構想 (岩波新書)

歴史学再考」というのは最近、殆ど四六時中考えている課題ですが、まさしくその問題意識について、根本から考えてくれている本です。羽田正さんが書いているというのも、この本の購入を即決した理由。
ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ、新刊。ここからは、残存史料に基づいての追跡が可能な時代です。・・・が、それにしてもエウメネスについては史料がすごく少ないです・・・今後の展開に、さらに期待。