3年ぶりの神楽奉納

12月31日更新

実家で毎年行われてきた秋の祭礼は、この2年ほど、中止が続いてきました。理由は第2SARS(SARS-Cov-2)の所為であるわけですが、今年も祭礼そのものは中止となりました。ただ、山車は出さないけれども氏神様の八所神社での神事は行うとのことで、OBとして(「指導員」なる肩書で)所属している地元のお囃子も、神社まで太鼓等を運んで神楽を奉納することになりました。

さて、この2年間、祭礼を実施できなかったため、その間は新規の参加者を募集できませんでした。これは「子供囃子」であり、子供会が主体となって運営しているということに因ります。そのため、正規の構成員はその間に卒業してしまいました。つまり、構成員のすべてがOBという状況からの出発になってしまったわけです。その状態で、今年に新規加入者があったのは、奇跡といってよいのではないかと思います。新しく入った子たちの太鼓は未だ未だ発展途上といったところですが、こんな困難な時に参加してくれたのは、本当にありがたいことです。その他に思うところも多々ありますが、神社で神楽を奉納できて、本当に良かったと思った秋の1日でした。

それにしても、この2年の爪痕のなんと深いことよ・・・