観劇日記・ワンダリングパーティー「レオナール・F S改」

午前中の立命館での授業後、大阪・難波へ。到着したのは3時頃、それから難波の電気屋街と、少し離れたアメリカ村内に移転した「まんだらけ」を見学。今日の主眼はマニアックな店舗よりも、ヘッドホンと電子辞書。そろそろ、一台要るだろうなあ、と考えてのこと。しかし電子辞書は、店頭展示品を見て回るよりも、ネットで注文した方が良いかも知れないなあ、というのが今日の感想。英和/和英はともかく、独和が充分に入っているものはなかなか見つからない。さすがに私には、もはや日中/中日辞典は不要であるし。『論語』や『史記』を読むのに日中辞典は要らんわな。最近読んでないけど・・・
夕刻7時、友人F女史と南海なんば駅前で合流、ほど近いところにある精華小劇場へ。友人・中村健の出演するワンダリングパーティーの公演「レオナール・F S改」を観るためである。入場直前にばったり出会したN木氏には、会場内で、仕事で最近訪問したイランで撮ってきた写真を見せてもらう。写真を見て、思わず嘆声を上げてしまう。
「あ、イスファハーンのマスジェデ・イマームだ、嗚呼懐かしい」
「その写真を見てすぐ言い当てる人も、『懐かしい』って言う人も、君も含めて日本にはごく少数だろうねぇ」
そんなやり取りの後、19時半の開演予定時刻よりやや遅れて開始した「レオナール・F S改」、初演を観たときには小ネタが全てツボに入って大爆笑していたのだが、その改訂版である今回の上演も、開始5分で小ネタがツボにはまって爆笑。その後も、ネタがツボに来るたびに笑っていたから腹筋が痙りそう。ただ、今回は小屋が大きくて、やや舞台が遠く感じたのが、少し残念。今日は未だ2日目だし、これから精度を上げていくのだろうが。終演後は、作・演出と、神戸芸術大学の准教授やなぎみわ女史との間にアフタートークも設けられた。
会場を後にして、私はF女史と梅田で晩飯をともにしながら暫く雑談して、京都に帰ったら12時を過ぎていた。