属州研究会の例会

午前中のバイトの勤務、本日は新人研修。私がやって良いのか?とか言う話はさておいて、説明が全て口頭伝授というのは、やはり不安なのは間違いない。アナウンスというのもやらなければならないのだが、私は、何故かこれをプリントしたものを用いず(作成せず)、頭の中にあるものを読み上げて書き取らせている。これが一番、頭に入るからだとは思っているのだが、さて効果の程は疑わしい。
午後は、同志社にて属州研究会の6月例会、本日の報告者はフェニキアについての研究をしている人。数年前までこの研究会のメンバーだった人にもフェニキアの研究者がいて、その人の苦労を知っている人が多いので、報告を聴きながら多くの人が「うー」「あー」と唸り声を上げてしまう。これはもう、難しい。報告後の質疑応答では、報告者に対する質疑よりも、聴き手がお互いに議論をどんどん進めてしまう。
フェニキア人に『フェニキア』としての共通意識はあったのか」
・・・などというのは氷山の一角で。ともあれ、睡眠不足で頭がまるで働いてくれていないのが、実に口惜しかった。