One Day Workshop: Approaches to Local Historiography参加記

※9月30日アップロード

千葉商科大学で行われた、"One Day Workshop: Approaches to Local Historiography"に参加してきました。
「参加」と書きましたが、今回は報告者としての参加です。ついでながら、英語での研究発表でした。日本でいくつか学会や研究会発表はこなしてきましたが、英語での報告は初めて、しかも今回はベトナム行の直後という、身体に負荷をかけまくる日程になってしまいました。そのベトナム行も順風満帆からかけ離れた、
関空水没→航空便キャンセルでチケット取直し→出国はKIXから成田に変更>
という、変更だらけの行程になってしまいました。ついでながら、ベトナム出国時点で空路上に台風襲来、というわけで、とことん台風の動向に注意せざるを得ないことに。よくこの席につくことができたもんだ、とつくづく思いながら報告に臨みました。
さて、今回の報告は、
'Attalids' Independence and Building of the Great Altar'
と題しまして、7月の金沢での研究報告を発展させたものです。エディンバラでの修論の第4章にあたるものが原型で、博士論文に組み込むかどうか検討した結果、時期尚早との結論に達したという経緯があります。今回の報告では、ヘレニズム時代史の先達のお1人である田村孝先生と、エディンバラ大での先輩にあたる松原俊文先生にかわるがわる質疑、というよりご指導いただきまして、感慨深いものがありました。一時は発表ができるかどうかも不透明でしたが、報告することができて、また他の方々の発表を拝聴できて、大変勉強になりました。報告の機会を与えてくださった千葉商大のM尾先生に、深く御礼を申し上げます。