王監督、本当にお疲れ様でした

昨日から今日にかけての最大のニュースは、これ。誰が何といおうと、これ。

涙の王監督「14年間本当に幸せでした」

王貞治監督(68)は、勝つことに誰よりも執念を燃やした野球の求道者だった。午後5時15分から始まった記者会見は、すっきりした表情で約1時間話した。06年にがんの手術をした後、監督として戦う姿勢を保てなかったことを自らが一番わかっていた。球界をけん引し続けたスーパースター。世界一監督にもなった「ビッグ1」は、最後のユニホームとなったホークスで指揮を執った14年間を「本当に幸せでした」と話した。(以下略、日刊スポーツ)

ここ2年ほど、王監督の留任が伝えられるたびに、ホークスファンには申し訳ないが、
「王さん、早く引退してください・・・」
と祈るような気持ちだった。ホークスの監督業と並行しながらのWBCで世界一、その年に胃の全摘出手術・・・命を削ってグラウンドに立っているのは明らかだった。何時倒れるのか、と気が気でなかった。窮屈な印象を禁じ得なかった虚塵の監督を石もて追われた後、迎えられた福岡で、監督としての王さんは生き生きしていた。日本シリーズで我がドラゴンズが完膚無きまでに叩きのめされた時には、流石に憮然としたが、それもまた懐かしき思い出よ。
王さん、本当にお疲れ様でした。今はゆっくり休んでください。心の底から、お疲れ様でした。