関学西洋史研究会報告

記憶をたどるまでもなく、前にやった研究報告は1年以上前、2008年12月、エディンバラに出発する直前の時期のことでした。以来1年半近く、イギリスに行ったりエジプトに行ったりして日本を空けることも多く、かつまた論文にかかりっきりだったこともあって、つい新たな研究報告はお留守になってしまっていました。
・・・そのツケ、ではありませんが、今年に入ってから研究会報告のオファーがどっさり来て、慌てる日々です。今、出がらしな上に慌ただしいこと限りないのに・・・
そんなわけで、今日はその研究会での報告をやって来ました。関学西洋史研究会は、その昔、修士課程の同期だったM尾君に誘われて出席して以来、月例会はさておいても年次大会には、日本にいる限りは必ず出席していました。昨年は在外調査のために失礼したのですが、その埋め合わせ・・・ではないと思うのですが、年明け早々に報告のオファーをいただきまして、報告することになってしまいました。とはいえ、ゼミ報告すら長くお留守にしていたので、レジュメの書き方からして忘却しかけておりました。レジュメを仕上げるのも、目論見が大きく外れて、最終的に落成したのは当日の午前3時頃という具合。眠いこと限りありませんでした。
幸いなことに、関学の研究会は非常に雰囲気が柔らかく、質疑応答でもそんなにあたふたすることはありませんでした。足りないところを補足していただいたり、うっかり見落としていたところを指摘して頂いたりと、非常に有意義な時間を持たせていただきました。
個人的には、『洛北史学』のCMをやらせていただいたのと、府大でお世話になったH本先生に手厳しい追求をされなくてホッと一安心したのですが。