新エディンバラ・レポート17:日本語合唱グループ

前回お伝えしたフラット・パーティーの際にフラットに来てくれた日本人学生・なおみさんの紹介で、日本語合唱グループに参加することになってしまったのが、一昨日の木曜日。合唱で歌う歌が、私のテーマソングのひとつである『君をのせて』ということもあり、
「とりあえず、目標は十人集めることです」「じゃぁ参加してみるかな」
という軽いノリで最初の集まりに参加してみたら、結構来ている来ている・・・十人を軽く上回る人数が参集していました。集まった人間も、日本人だけではなく、いろいろな国籍の人が集まっているマルチ・ナショナルな構成。そして練習、となったのですが、その場で知らされたのが、翌々日に行われる、'Sukottorando meets Japan' (「スコットランドと日本の出会い」)というイヴェントで、本合唱団が合唱を披露する、というプラン。すごいぶっつけ本番だなぁ、と思いながら本日、合唱を披露することとなりました。一昨日はラピュタしか練習していない(この表現、正しいよな・・・)のですが、今日は「ふるさと」「ほたるのひかり」が追加されまして、日本人以外には苦しい構成となってしまいましたが、なんとか歌いました。ちなみにイヴェントには日本総領事夫妻も来ておりましたので、結構フォーマルな集まりでした。ですが、混血児の子供たちがそこら辺を走り回ったりする、なんともほのぼのした空間でしたね。
その他。昨日、夜に、私が所属する古典系の学生たちのパーティーが、大学本部・ジョージスクエア近辺のヴェジタリアンのインド・レストラン「Ann Purna」でありました。昼食時に、中華ビュッフェに行くんじゃなかったなぁ、とつくづく後悔した次第。いきなり「古代における奴隷制の意味」的な議論が展開されまして、すごく面白かったですね。ちなみに私が訊かれたのは、
「何故エディンバラに来たの?」
という、至極まっとうな、しかし返答にいつも困る質問でした。
「ロンドンを最初は考えたんだけど、高いからやめときました」
と回答したら、みんな深々と首肯していました。エディンバラはイギリスで二番目に物価が高い都市とのことで、東京と京都の関係に似ているけど、物価の差は多分それ以上でしょうねぇ。