新エディンバラ・レポート43・セントアンドリュースとロシュリン再訪

週末に何も手がつかず、呆然としてたらあっという間に新しい週が来ました。本来ならばレポートに向けてスパートをかけ始める予定だったのが、ネットのブラウザをひたすらに眺めるだけで終わってしまい、その旨を包み隠さず他のコースメートたちに漏らしたら、
「誰がおまえさんを責めるかよ。それより、ご家族とか友達とか無事か?」
と必ず訊かれる日々、思わず落涙しそうになったことは一度や二度ではありません。『今こそ日本のために祈ろうじゃないか』とFacebookで呼びかけてくれた挙げ句に気遣いの電話までかけてくれた友人ソン、日曜日に家族の無事を報告したら、そのたった30分後に返信を寄越してくれたアースキン教授をはじめ、皆さんの厚情には私はただ頭を下げるしかありません。
そんな中、友人N女史が水曜日に遊びに来てくれたのですが、今週は先週末の出遅れもあって、取り戻すために勉強にいそしむ、ハズが、講演会&宴会ラッシュ。火曜日はアースキン教授の(なんと就任から4年も経っての)教授就任講義、木曜日はトロイ発掘関係の講演がありました。宴会の方で行くと、火曜日はそろそろ帰国のO森氏のばいばいパーティー、土曜日は当地での友人まるみさんの誕生日パーティーがあったり。金・土はそれぞれエディンバラ大学のWind BandおよびBrass Bandの春期演奏会を聴きに行って参りました。どちらも非常に楽しい演奏会でした。

こちらは土曜日に行ったセント・アンドリュースの砂浜に書いた一言。


そしてこちらは日曜日、雨除けの天蓋が外されたロシュリン教会。