ひさかたぶりの梅津訪問

T口先生は、京都・葛野の某大学で、数年前まで教鞭をとっておられました。今は一線を退いておいでですが、私の友人・とずち氏が足しげく通っているということもあり、初めて連れて行ってもらったのが昨年の3月のこと。それから十か月ほどご無沙汰しておりましたが、またお招きにあずかり、実家で着いた餅を手土産に、またお邪魔することにしました。
さて、訪問したのは昨日なのですが、昨年の初訪以来、初日は徹夜寸前まで話し込んで、雑魚寝して翌日にまた話し込むという、実に体力・知力勝負となっております。その一方で、自分が無い知恵と乏しい経験を絞ることを結構好む人間である、というのも確かです。
一番愉快であるのは、英文学を専門とされる先生と、英語の悪口で意気投合するという点でしょうか。ただ両者ともに
「英語は外の世界につながる扉を開ける、とても有効なカギ」
であるという点も完全に意見が一致しております。
「それなのに何故、英語が逆に、外に通じる道への第一歩を妨げる、大きな足かせになっているのだろう」
と、二人して首をかしげる、そんな二日間でもありました。