セレナと再会&古代史研春期集会

昨日、午前の勤務と夜勤の合間を縫って、エディンバラ友のひとり・セレナと再会しました。この年度末、彼氏と一緒に台湾から遊びに来ていたのを知って、慌てて連絡を取って一緒にお昼ご飯を食べたのです。・・・まぁ、金閣寺から大渋滞に引っかかったのは、桜の時期、京都の週末の宿命でしょうか。セレナとは2009年の1〜3月にエディンバラにいたときに知り合ったのですが、彼女はその時期に愛知県のS女子大から来ていた留学生組と仲が良く、連絡を取り合って白川郷まで行っていたようです。エディンバラを去ってからのこと、今の仕事のことなど、話題は尽きることなく、別れは寂しいものでした。

一夜明けまして、京大へ。古代史研の春の例会が「春期集会」と名を変えての最初の会合、お品書きは下記の通り↓

プログラム
第1部 小シンポジウム「共和政から帝政へ――アウグストゥス没後2000年に寄せて――」

「共和政末期研究の古典邦訳と現在の研究動向」

  • 討論コーディネーター:南川高志(京都大学

第2部 講演会   司会・進行 栗原麻子(大阪大学

  • 第1講演 Prof. Lene Rubinstein (Royal Holloway, University of London),

“Lysias 18 and the oligarchic returnees of 405/4”.

  • 第2講演 Prof. Graham Oliver (Brown University),

“War, economy and governance in Hellenistic Athens”

とりわけグラハム・オリバーさんの講演は面白かったのですが、残念ながら質問時間が全然足りず、私が質問しようと思ったときには制限時間いっぱいでした。その代わり・・・ということになりましょうか、懇親会の席では私がオリバーさんのお相手を仰せつかりまして、ブラウン大の前にはリヴァプールにいたオリバーさんとその奥さんを相手に、あれやこれやと思い出話に話を咲かせることとなりました。思えば、一年前にはラーフラウブさんをを相手に同じようなことをやっておりましたし、どうやらこういう役回りが板に付いてきたような気がいたします(苦笑)。とはいえ、このような形で外からの研究者に私の存在をアピールする機会を与えていただいたこと、有り難い限りです。