下鴨神社の納涼古本祭(2年ぶり)

8月24日更新

 現在住んでいるところは、高野川を渡ればすぐに下鴨神社に出るという場所にあります。お盆のこの時期の楽しみは、下鴨神社の古本祭です。古本集めと知人へのご挨拶が楽しいのですが、昨年は新型肺炎のために中止となってしまいました。しかし今年は、めでたく開催されることになりました。ええ、国民に禁足を強要しながら東京で観るに堪えない、虚しい祭典を強行したのです。皆が黙々と古本を選ぶ青天の、文字通り文化的な催しに、誰の、どのような文句があるというのですか。

そうはいっても、今年の古本祭は天候にたたられました。初日の11日は無事に幕を開けたのですが、12~14日には災害級の大雨のために、あえなく中止に。ビニールシートの下の古本の具合が、すこぶる心配になってしまいました。幸い15日からの2日間は再開できましたが、

「これでは赤字だ」

という呟き声も聞こえてきました。そんな状況でありましたが、この催しを送り火の当日までやり通してくれたことは、とても有り難かったです。ただ、初日の会場入りが遅かった所為か、成果は思ったほどではなかったのが残念でした。

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1枚目は初日、2枚目は最終日