春の「鬼の里」訪問

(3月26日更新)

陽気につられて(以下略)。今日は、1月にも足を運んだ大江山・雲原の鬼そば屋に足を運びました。前回は雪景色の中を舞鶴から向かいましたが、今回は京都から日帰りです。

二条駅から山陰本線で園部に出て、乗り換えます。どうしても2時間弱は掛かってしまうこの道すがら思うのは、やはり京都と福知山が一緒の府県に属するのは、違和感があるということです。人の往来も、亀岡を過ぎると一気に減ってしまいます。この園部での乗り換えも、この1年ほどのうちに、以前より遙かに悪くなってしまい、ほとほと参っています。もっとも今回は、そんな平素の感慨はポケットwi-fiを自宅に置き忘れたという大ポカの所為で、半ば吹っ飛んでしまいましたが。

さて、13時少し過ぎに福知山駅に到着しました。以前であれば駅の北口のバスプールに駆け込んで、この電車の到着に合わせて(と、勝手に思っていました)出発する、丹海バスの与謝・天橋立行きに乗車していたのですが、この1年ほどは、それが出来なくなっています。ダイヤが変わり、福知山駅で40分ほど待つ必要があるのです。何とも中途半端な時間で、福知山城と駅を往復するにしては、やや短いのです。もっとも、いまは未だバスがあるからましでしょう。いつこれが廃便になるか・・・というのは、鬼そば屋の七姫との深刻な話題のひとつです。

さて、13時47分に福知山駅北口を出るバスに乗って、鬼そば屋へ行きます。今回は、いつもよりも高校生が多かったと思います。以前であれば定時通りにバスは鬼そば屋の前に着いていたのですが、1月に引き続き、今回もやや定時より押しての到着でした。閉店時間に近い時間の到着ということもあってか、私が最後の客でした。私の到着を待って暖簾を下ろした、というべきでしょうか。

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今回はこちらの定食をいただきました。

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いつもながら艶やかな店内

食事が済んだ後、少しばかり雑談を交わし、七姫の運転で大江山のトンネルを越えて宮津方面に向かいました。丹後・由良保面の海岸沿いを進みました。由良には、かつて嵐山で蕎麦屋を営んでいた、元・京都府立大のバス運転手さんが隠居所を構えていて、そこを訪問したりしました。お元気なようで、久しぶりにご挨拶できました。その後は由良川沿いに福知山市街に出て、京都まで戻りました。