4月23日更新
2月の講演に引き続き、本年度上半期は岸和田健老大学で、毎月1度の公開講座を持つことになりました。京都府立大学のI上先生からご紹介いただきました。ありがとうございます。
岸和田健老大学ではこれまで、西洋史の講座はなかったとのことです。そんなところで、馴染みが薄い古代史の講義をしようというのですから、なかなかに緊張するところです。本日は全体の導入として、
「文明のあけぼのと大帝国の成立 -ピラミッド からペルセポリスへ-」
と題してお話をしました。ざっくり云えば、メソポタミア/エジプト文明からペルシア帝国に至るまでの概説です。現地に行ったという受講生もちらほらいて、かなり熱心に聞いてもらえました。
講義後は、岸和田城を見学して帰りました。今は三層の復興天守でが、江戸末期に落雷で焼失するまでは五層の天守があったとのこと、相当な威容だったと想像します。