故知、遠方より至る

6月11日更新

英国に留学した2009年と2011年、そのどちらのときもロンドンでお世話になったのが、インペリアル・カレッジの学生だったエドワードです。そのエドワードが、仕事に一段落を就けて日本で長めの休暇を取っていると連絡を受け、会うことになりました。

彼は、日本に来る前から達者な日本語を使いこなしていました。その後に数次の日本滞在を経験し、実力に磨きをかけています。

授業後、下鴨神社で再会し、茶店でお茶を飲みながら雑談が弾みました。この3年ほどは日本に来ることがままなりませんでしたが、再会した彼の日本語は、いささかも衰えていませんでした。ロンドンで第2SARSの最前線近くで奮闘した経験を持つ彼の話は、私にとっても貴重な源氏情報でした。

あいにく雨がちな天気でしたが、幸い、外歩きの間は雨には祟られず。いったん拙亭に寄った後、四条川端のSIBAへ。やはり来客があるときには、ここで一献傾けたくなります。心が潤う、そんな夕方のひとときでした。