2008-01-01から1年間の記事一覧

遂に三十路に到達

「(ヤン・ウェンリー)提督は30歳ですね」 「うん、とうとうなってしまった」 (『銀河英雄伝説』文庫版第二巻、103頁より) 私が三十路到達を心の底から怖れていた理由は、まさしくこのセンテンスにあります。そして今日、遂に大台に到達してしまいました…

遂に・・・遂に・・・20代最後の日

あと少し、あと僅かで・・・20代が終わるのか・・・嗚呼・・・ そんな今日は、唯一の授業である考古学の洋書講読に出席。一応、今日で前期は終了。日本考古の人には、やはり西洋考古・古代史の知識をフル稼働する必要があるアルコックの本は厳しいのかな・・・一年半ほど…

旅の猛者の集い@なんば

本日は嬉しくも恥ずかしくもない朝帰り。 昨日、バイト後に、H本さんに招ばれて難波に赴いたのである。南海なんば駅でそーちょーやS君、N村さんといった人びとと合流、アメリカ人村へ。様々な旅の猛者が群れ集い、旅の話その他もろもろで、非常に盛り上が…

変則な授業日程

授業日程の調整のため、昨日(木曜)は月曜日の授業、今日は火曜日の授業の時間割となっていた。3限のゼミはすでに休講となることが決まっていたのだが、問題は5時10分開始の変則5限、考古学の洋書講読。一応やらないといけない。で、午前中バイトの後、…

属州研究会、夏の懇親会

午前中バイトの後、ヘロヘロの状態で属州研究会。本日はローマ属州ガリアの「ローマ化」の実態を探る研究報告。先月と同様、出席者は一様に腕を組んで 「こりゃ難しい」 と唸る。本当に、難しいテーマが多い・・・ さて、今日は前期最後の集まりということで、…

毎年、夏に入ると恒例の行事

只今、下宿が修羅場である。 久々完全オフな一日、昼近くまで惰眠を貪った後、遅い朝食を食べて午睡して、頭が比較的しゃっきりしてきた後、本がうずたかく積まれたコタツと勉強机の上を見て、 「よし、今日こそ片付けするか」 と、猛然と取り組んだのは良い…

学科旅行

日曜日から今日まで3日間、史学科の学科旅行で香川・徳島に行ってきた。何と、4年連続の参加(笑)。 最高の圧巻は、何といっても本日最終日の大塚国際美術館だろう。今年は参加を見送るつもりが、予定コースの中にこの美術館が入っていると聞いて、 「あ…

学科旅行・二日目

※この日記は、8月2日に書きました。 起きると、頭が痛い。睡眠不足もあるだろうが、昨日の夜の宴会で呑んだ焼酎が効いたのだろう。水みたいな感じで非常に口当たりがよく、スイスイ呑んだのが拙かったようである。まあ、朝風呂のおかげもあってか、それほ…

学科旅行・初日

※この日記は、8月2日に書きました。 朝6時45分、京都府立大学に到着すると、大型バスが待機していた。人影は欠片もない。おかしいな、出発時間は7時のはず(実はこのとき、『学科旅行のしおり』を行方不明にしていた)・・・と首を傾げていたら、中から学科…

本の整理

10時半頃、下宿から下鴨にある故・T田先生のご自宅へ。先生が所蔵しておられた本の、蔵書整理のためである。何処をどう間違ったのか、私は横文字がある程度読めるので(そのくせ、フランス語が解らないとかいうあたりはとんでもない阿呆なんですが)、西洋…

大阪にて一杯

バイトの泊まり勤務が明けて後、大阪・難波に向かう。意外と重くなってしまった荷物を担ぎつつ、日本橋の電気屋街を歩き回る。最近は店が閉まっていることが多い水曜日に主に足を運んでいた私だが、今日は金曜日、大方の店はシャッターを開けていた。ここの…

激爆沈

・・・というタイトルが全てを物語り。 本日は、立命館での演習報告。今朝までレジュメを打っていたあたり、準備不足がありあり。やはり週末に帰省&桑名行きが、効いたかなぁ、とは言うまい。だいたい、話の筋は昨年12月の研究会報告から変わっていないからな…

華燭の典ラッシュ・其之三

今日の夕刻、実家から京都に帰って来た。 こんな時期に名古屋に帰るのは、京都に来てから初めてのこと。今回の帰省は、立命館のゼミで同窓である友人・A塚君が、高校の同窓生と(ついでに、愚僧は新婦とも知人でございます)、昨日に桑名で結婚式を挙げたた…

史学雑誌・回顧と展望

『史学雑誌』(月刊)は毎年第5号が前年の歴史学会を回顧し、展望を語る号となっている。私の論文(の評)も恥ずかしながら載っていて、まずはホッと一息。ゼミでは指導教員と、この号に載せられた評についての話を少しする。ヘレニズム時代史の慣例に従い…

属州研究会の例会

午前中のバイトの勤務、本日は新人研修。私がやって良いのか?とか言う話はさておいて、説明が全て口頭伝授というのは、やはり不安なのは間違いない。アナウンスというのもやらなければならないのだが、私は、何故かこれをプリントしたものを用いず(作成せ…

観劇日記・ワンダリングパーティー「レオナール・F S改」

午前中の立命館での授業後、大阪・難波へ。到着したのは3時頃、それから難波の電気屋街と、少し離れたアメリカ村内に移転した「まんだらけ」を見学。今日の主眼はマニアックな店舗よりも、ヘッドホンと電子辞書。そろそろ、一台要るだろうなあ、と考えての…

イランの人質事件解決〜新旧・旅の猛者の対話?

イラン邦人誘拐:中村聡志さん、8カ月ぶり解放 犯人逮捕 【テヘラン春日孝之】在イラン日本大使館は14日、イラン南東部で昨年10月、武装麻薬密輸団に誘拐された横浜国立大生、中村聡志さん(23)が解放されたと明らかにした。国営イラン通信もモホセ…

ライブに行ってきた

軽く修羅場だったバイトが終わった後、八坂のライブハウス・East Mountain Studioで、バイト先の友人A立君のバンドのライブを聴いてきた。彼のバンドのメンバーであり、同じくバイト先の後輩であるTには、良人を紹介してもらう。どうもライブハウスという…

歴史家協会

二週連続、スーツ着用にて学会出席。今日は関関同立という関西私学の四雄の西洋史学専攻が共催する「歴史家協会」の大会に出席。昨年は5月最終土曜日という、人生有数の愚連の時期にかち合っていたために出席を見送った(・・・というかヘロヘロすぎて出席でき…

映画鑑賞「相棒 劇場版」

何ヶ月ぶりか忘れそうになるくらい久しぶりに観てきた映画は、GWに封切られてから大人気を博してきた「相棒」劇場版。TVドラマは二時間ドラマの頃からの大ファンで、毎年秋・冬のシーズンには欠かすことなくチェックしてきたくらい。その割には映画を見に行…

疎水の蛍

疎水に蛍が、今年も舞う季節になった。 昨年は、あまりにも心が殺伐としていて、気が付けば蛍は疎水から去っていた。 本日は、fm GIGでの収録の帰り道、ふと立ち寄った疎水に、多くの蛍が舞っていた。実に風流である。未完成旅行記は、遂にパキスタン編が終…

西洋古典学会・二日目

昨日に引き続き、同志社へ。西洋古典学会、本日は二日目。今日は11時からの報告が、是が非でも聴かなければならない報告であったために昨日の懇親会も二次会は辞退してきたのだが、待ち時間の間に購入したのはこちらの本↓カティリーナの陰謀作者: ガイウス・…

西洋古典学会一日目&第十回洛北史学会

午前10時過ぎ、同志社に駆け込む。本日から開催の第59回西洋古典学会、本年の会場は、ここ同志社の、烏丸通りの西側にある寒梅館。会場は、地下にあるホールで、レンガ積みの壁面が、しっとりした味わいを醸し出している。 「ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖…

今更恥ずかしさは欠片もない朝帰り

昨日、大阪・難波の知人H氏のご自宅に、先日借りたDVDをお返しにうかがった。突然思いついていったので、通常であれば集う旅の古強者たちは招集出来ず、 「急に言い出さないでくれ」 との苦情が相次いだとか。まことに申し訳ない限りで、ご容赦を願いたいモ…

トイフルの試験を受けてきた

朝10時の30分ほど前、壬生の両洋高校に行く。今日はここで、トイフルの試験を受けたのである。 最近はインターネット・ベースの試験になっているらしくて、今日の試験はリーディング・リスニング・オーラル・論述と4つあったのだが、すべてパソコンのモニタ…

源氏物語千年紀展

午前中バイトの後、友人N女史と、文化博物館の特別展、源氏物語千年紀展を見学してきた。 初日の状況も知っているのだが、あれから一ヶ月以上経ったのに、人の入りは大差ない。しかも平日であることを考えれば、人気の程は空恐ろしいほど。やはり京都で源氏…

二つめの『訪問国滅亡』:ネパール王制廃止

今日は、やはりこちらの記事。 <ネパール>王制廃止、共和制に移行 大統領権限めぐり紛糾【カトマンズ栗田慎一】ネパールの憲法制定議会は28日深夜、王制を廃止し共和制に移行する決議案を圧倒的多数で議決し、同国は連邦民主共和国としてスタートした。…

おっと珍しく3日連続更新

2限、立命館での授業は、最初から(出席者はたった5名にもかかわらず)騒然としていた。今年の講読のテキスト、ピーター・バークのWhat is Cultural History?の邦訳が出てしまったためである。 「まさか、このタイミングで出るとは・・・」 と、先生以下全員…

12年目の新歓、二夜連続の家庭訪問

専攻ゼミと考古の洋書講読の後、史学ゼミの新歓コンパに出席。考古の洋書講読は、昨年の自分自身の手際の悪さに懲りて、今年は全訳を作成することにして此処まで臨んでいる。主語と述語の取り方さえ間違えなければ、意味だけは取れるはずなんだがなあ・・・もっ…

家庭訪問、やっと再会した音

下宿の電灯が2箇所ほど壊れたので、大家さんに連絡して修理作業などしていたら勉強する時間が綺麗サッパリなくなってしまった今日の午後。 夕刻6時に、後輩M女史に連行されを伴い、友人S氏の下宿にうかがう。久々の訪問、今日もS氏の卓越した料理と、た…