2011-01-01から1年間の記事一覧

新エディンバラ・レポート56:グラデュエーション・ウィーク

うぉぉぉ十日以上のご無沙汰!大変失礼いたしました。 さて、無沙汰の理由はハッキリしておりまして、私の指導教官であるアースキン教授が明日から十日間ほどオフですので、その前に、論文を書けるところまで書くという作業に従事していたのです。 ・・・お…

新・エディンバラレポート55:ジキルとハイド

月曜日・火曜日と連続で、酒を呑んだり食事したりする約束(の定時)を華麗にスルーされるという週でしたが(苦笑)、まぁそれはそれ。水曜日に、当地での院生・なおこさんに誘われたのは、エディンバラの劇場・Playhouseで公演中の「ジキルとハイド」。この…

新エディンバラ・レポート54:比較的、穏やかな日々

前号の時は、エディンバラよりも他の地域に出張していたことが多かったわけですが、今号の該当期間については、ずっとエディンバラに腰を下ろしています。日本に送る書類でバタバタしていたということもあるのですが・・・ 日々、懇々と二本目の修論を書き進め…

新エディンバラ・レポート53:北走南走、そしてローマン・ブリテン

前回の「レポート」以降は、エディンバラにいた時間の方が短いかもしれない、という具合の日々でした。前号でお伝えしたとおり、後輩H松女史を案内してエディンバラ市内観光・・・はもとより、月曜日にインヴァネス、火曜日はハドリアヌス長城へと連れて行きま…

新・エディンバラレポート52

ややあっての更新となりましたこと、申し訳ございません。実のところ、何があって・・・というよりも、やや無気力に陥りました先週末、そしてそこから盛り返しての今週は色々と追いまくられる状態になった、ということです。 さて、交換留学・Under Graduateの…

新エディンバラ・レポート51:大移動とコンサートの後

セメスター2の期末テストが終了いたしまして、遂にエディンバラ大学の夏期休暇が始まりました。交換留学の日本人学生たちは、寮の契約が6月3日に切れるということもあり、早々に帰国する人もいれば、しばらく旅行にいそしむ人もいます。我が家はそんな日…

新エディンバラ・レポート50:幾つもの出会いと別れと

遂に新エディンバラ・レポートも大台、50通目に達しました!百通には到達しそうもありませんが(笑)、ご容赦下さい。 さて、前回「レポート」にて報告忘れたことですが、UK出立の日が決まりました。9月3日、ヒースロー発です。その後はゆるゆると、日本の…

新・エディンバラレポート49: Cheer up Japan Concert

今週は、殆どこれで潰れてしまいました。これは、私が籍を置くJapanese Singing Groupが、エディンバラ大学音楽科の院生であるAtzi氏と組んで行われたチャリティ・コンサートで、実に金曜日の6時半から10時半(pmです)まで続く長丁場の一晩。私はこのイ…

新エディンバラ・レポート48:Royal Weddingと募金打ち上げ

前回「レポート」でもお伝えしましたが、ただいまエディンバラは、一番佳い時期を迎えつつあります。気温はさほどまで上がりませんが、好転が連日続き、冬の寒い時期に馴染んだ身としては、この天気に気もそぞろにならざるを得ません。何しろ一日中、建物の…

新・エディンバラレポート47:抜き刷りとディサテーションと

ややあっての更新となりましたこと、どうぞご容赦を。・・・いや、考えてみれば、更新速度はこんなものですか。 まずこの一週間は、エディンバラが比較的暖かかった前半と、寒くなった後半2日ほどに分けられましょう。その前半には、同じ古典系の院生・フアン…

新エディンバラ・レポート46

ロンドンよりエディンバラに夜行バスで戻ってきたのが14日ですが、その日に早速大学に行ってみたら図書館が一杯で、研究室に避難した洛北孫子亭です。そろそろ、テスト期間だから、ということなのでしょう。 イスタンブールから戻って、ロンドンには足かけ3…

ロンドン便り

Facebookやmixiなどでご存知の方もおいででしょうが、トルコから帰ってきました。 また足が出ました! 理由は何故かと言いますと、理由の第一番目として、これはもう単純に、物価が私の想像よりも遙かに高くなっていたためです。畜生やられた・・・第二番目とし…

トルコだより:7日目&8日目

※4月20日執筆 イスタンブール滞在は実質、2日間というところでしたので、まとめて・・・ 4月9日:テオドシウス大城壁再訪。前回訪問時には、急速な整備に危惧すら憶えたものですが、やはり完全な再整備は無理と見えて、朽ち果てたところも多々残る、非常に好…

トルコだより:6日目

※4月15日作成 ブルサのオトガルに着いたのは、午前3時半。このバスはどうやら、イスタンブールに向かう便のようで。そしてしばらくそこで待機、向かった先はイズニック。イズニックは、今でこそ小さな集落に過ぎませんが、かつてはニカイア(ニケーア)と呼…

トルコだより:5日目

※4月14日作成 もともと、今回の旅行にはエフェス訪問は予定に入っておりませんで、行ったことのないクシャダスを基点としてPMDツアーにトライするよりは、土地勘が多少あるセルチュクの方が良いなぁ、と思ったのです。そんなわけで本当は、この日は、時間が…

トルコだより:4日目/PMDツアー

※4月13日作成 トルコ4日目にして既に目的を果たしてしまった間のある私ですが、4日目の本日も、頑張って観光にいそしむのです。本日はプリエネ・ミレトス・ディデュマの三都市を訪問する、頭文字を取って「PMDツアー」というのだそうですが、それに参加し…

トルコだより:3日目

※4月13日作成 イスタンブールを出て、本日訪れたのはサルディス。知る人は知っている、古代の小アジアにおける最重要都市の遺構であります。・・・にもかかわらず、今では内陸の寒村でありますので、なかなかアクセスもしづらい。『旅行人』にも『地球の歩き方…

トルコだより・2日目

※4月13日作成 実はベッドでまともな睡眠時間をとるのは、ここ一週間ほどではじめてだったりします(笑)レポート追い込みのおかげで・・・おかげで、体調もかなり回復しました。 本日は、城壁等をめぐりつつ、イスタンブール市内を散策、そして夜にはイスタンブ…

トルコだより:初日

※4月13日作成 殺人的なルートン空港でのチェックインに驚愕。1時間以上並んで順番が来なかったなんて初めてであります。何とか通過したら、搭乗が乗客のうち最後。うは。そんなこんなで、3時間半以上のフライトを消化して着いたのはサビハ・ギョクチェンと…

新エディンバラ・レポート45:第2セメスター終了

第2セメスターは最後のところで(本当に、文字通りの)超弩級の衝撃に見舞われた日本人留学生たちですが、何とか無事にセメスターの終わりを迎えることが出来ました。ここ一週間ほどは、私はフラットに帰って床に入るのは日付が変わってから、という日が続き…

新エディンバラ・レポート44:Edinburgh for Japan

エディンバラでの第2セメスター最終週ですが、今週は交換留学の学生たちを中心とした募金活動が大学内各所で行われました。Facebookでその名も"Edinburgh for Japan"という名前のグループを立ち上げて、それを軸にしての活動です。集まった義援金は、赤十字…

新エディンバラ・レポート43・セントアンドリュースとロシュリン再訪

週末に何も手がつかず、呆然としてたらあっという間に新しい週が来ました。本来ならばレポートに向けてスパートをかけ始める予定だったのが、ネットのブラウザをひたすらに眺めるだけで終わってしまい、その旨を包み隠さず他のコースメートたちに漏らしたら…

新エディンバラ・レポート42:地震の衝撃に揺れる日本人たち

11〜12月の大雪のとき、私がさんざん訊かれた質問の中に、こういうのがありました。 「日本では雪が降ったらどうなるの?」 「まあ遅れは出るけど、UKみたいに交通の全面停止はしないよ。そんな事態が起きるのは地震と台風の時くらいだね」 「・・・それはつま…

新エディンバラ・レポート41:プレゼンと写本と活版印刷と

※3月8日改稿 先週がバタバタしていた所為か、週末に休養をとることに失敗、ずっと眠い一週間となってしまいました。 眠気が消えてくれない理由としては二つ。まず一つ目が、どうもこの二週間ほどは、6時間眠ると自動的に目が覚め、体が二度寝を受け付けてく…

新・エディンバラレポート40: Hellenistic Court Conference

遂に大台、「新・エディンバラレポート」40通目です。 先週は、何とも忙しい週となりました。水曜日に、当地での友人・さとこさんの誕生日パーティーがあり、・・・なんでこちらでの誕生日パーティーって、どれも主役が料理を作るんでしょうかね。今回も、彼女…

新・エディンバラレポート39:ヴァレンタインとかケイリーダンスとか

今週の月曜日はヴァレンタインだったようですね。私はもっぱら、配る側に専念していましたが・・・本音を言うと、この機会に手作りチョコに挑戦してみたかったのですが、残念ながら時間と体調を勘案して断念した、という経緯があります。 なんにせよ、こんなに…

新・エディンバラレポート38:餅つきとお別れパーティー

エディンバラでの第2セメスター、遂に折り返しの5週目です。今週は、風邪ひきさんが増えてきましたが、私も若干体調を崩し気味です。 その体調を養生する余裕がなかったのは、端的に言えば、週の後半に目白押しだった諸々のイヴェントのおかげであったりし…

新・エディンバラレポート37

今週の「新エディンバラ・レポート」は表題なしです。・・・というか、これでやっと、前回「エディンバラ・レポート」の投稿数と同じか!前回はどんだけマメに更新していたんだ(苦笑) さて、前回「レポート」にてお伝えしたエディンバラ大学での「成人式」、…

エジプト騒乱関連:アモーレ丸山塾長@カイロ消息

前回記事より連続して、エディンバラから話が離れます。まったく同じ記事を、mixiにも掲載しておりますが、どうぞご容赦を。 _______端的に申し上げます。イギリス時間1月30日、21時の段階で、氏のご無事を確認しました。 以下本文。知る人ぞ知…

エジプト騒乱関連

和やかな「成人式」の話をちょっと離れまして・・・ しばらくみない内に、エジプトの情勢がとんでもないことになっているようです。mixiの私のページに、現地に関連する情報のリンクを張りました。主に、私の旅人仲間である、はるこ先生が現地の方々に連絡して…